Ideon

TENET テネットのIdeonのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.5
コンサートホールでの銃撃戦で大勢のテロリストと戦う主人公。セイターという武器商人が大量のプルトニウムを手に入れ、第三次世界大戦を起こそうとしているというのだ。起動装置は9つに分割され、世界中に散らばっている。セイターが殺されると自動的に起動する。仲間のニールと世界中を転戦する主人公だったが、敵は時間の逆行なる新兵器で、未来から攻めてくるのだ。時間の常識を覆す敵の攻撃に主人公は苦戦する…というお話。
見たことのない斬新なアクション映画であると同時に、時間軸を無視するかのような奇々怪々なプロットで、すんなりとは理解できない。中盤ぐらいまでは何が起こっているのかよくわからないまま、凄まじいスペクタクルシーンを眺めているうちに、正常な時間と逆行する時間がせめぎ合っていることがわかってくる。全てがわかった上でもう一回見ると、全く違った見方ができるのだろう。演者では、エリザベス・デビッキが一段と目を惹く。絶世の美女でありながら、登場人物の誰よりも背が高い。同じ人間とは思えない。
Ideon

Ideon