このレビューはネタバレを含みます
起きてしまったことは起きてしまったことです。
知らないことが力なのです。
ただ、その力を失っても前に(むしろ後ろ?)進むニールを見てかっこいいなと思いました。
この映画を見て運命がどうとかいうちんけな集約のさせ方をするのはナンセンスではないでしょうか。問題なのはそこにある意志。
ニールが言っていたようにこれがリアリティーなのかなと思いました。
ドニーダーコみたいにそれでもなお前に進む力、武士道すら感じる。
あと最初の弾は回転ドアを通して何者かが干渉しているというより、エントロピーを減少させるアルゴリズム素材の銃弾という解釈でいいのでしょうか。スタンドが成長すると使えるようになるのか。
でもやっぱり同じ空間で違う時間軸を映像化したのが画期的でしたし
2020年で一番面白い映画でした。
ニールが何者かはまあ積極的に肯定する理由も否定する素材もないけど続編見たい。