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魔女見習いをさがしてのcigaretteのレビュー・感想・評価

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)
2.5
東映のテリトリー、大泉学園の映画館で観てきました。

鬼滅もそうだったけど、何故か今回も、オープニングあたりが一番グッと来ちゃう。危うく開始10分で、どれ泣きするとこでした。

以下、軽くネタバレします。

お話は、おジャ魔女どれみ のアニメを当時夢中になって見ていた女の子が、20年経ち大人になって、魔法のようには上手くいかない世の中を嘆くとこから始まります。
そして、自分の力で小さな夢を魔法に見立て、希望を持つようになるお話なのです。
今作、どれみ たちはあまり出てなくて、映画イエスタデイでいう ビートルズ的な扱い。
でも、映画「プーと大人になった僕」でのクリストファーロビンロビンと、プーさんコンビとまではいかなくても、もう少し主人公たちと、どれみたちのシンクロが見たかったのも個人的な本音だったり……。
でも多分、これは狙い通りで、すっかりベテラン栗山さんの脚本に上手いように転がされてるんだな、わたしw

脚本の栗山(山田)さんが、飲兵衛だからかな、飲酒シーン多めw お話もロマンチックな方向に振らずに現実を突きつける感じとか、女性が感情的に怒り出すあたりが、どこか男性の脚本さんらしい感じを受けました。

尾道、名古屋、京都、鎌倉、良き街並みがたくさん出て、美味しそうなご当地ご飯もいろいろで、あーあちこちロケハンしに行ったんだろうなーと、羨ましかったり。


劇場の客層ですが、プリキュア なら半分は子供だけど、見た限り、こちらは8%くらいだったかも。
主人公とおなじくらいの、おジャ魔女で育った人たちに刺さる映画なのかもしれませんね。
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