みそづけ

魔女見習いをさがしてのみそづけのレビュー・感想・評価

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)
2.6
おジャ魔女どれみ好きの女3人飲酒旅行ムービー。たしかにオタクはこういう催し好き。
オープニングはおジャ魔女カーニバルのアレンジ、アニメの内容自体はあんまり覚えてないけど、すごく感動した。所々シーンやセリフが引用されるのも往年のファンにはたまらないだろう。
最後のおジャ魔女カーニバルと共に主人公たちがどれみちゃんたちに誘われ空へと飛び立つシーンで泣いた。私もみんなに誘われて空を飛んで行けたなら、、

しかし私は心が汚れてるので夢を叶える描写が微妙すぎる…。
おそらくこの映画っておジャ魔女どれみを(時期はいつであれ)見ていた「大人」をターゲットにしているんだろうけど、その割に仕事や恋愛の描写が雑すぎない?
たしかに演出は当時のおジャ魔女どれみっぽくて懐かしい気持ちにはなった。原作の演出に合わせてるんだろうけど、子供が見て楽しい映画じゃないよね?どこターゲットにしてんの?という感想。商社や発達障害、絵の修復、カフェ運営、どの描写も取材調査が足りてないと思う。アニメ会社のおじさんたちが想像で描いたんだろうなという感じ。
コンセプトは嫌いじゃないんだけど、当時よりも汚れてしまったためご都合展開で泣けなくなってしまった。ごめんなさい。

最初におジャ魔女カーニバルと共に空に飛び立つシーンで泣いたとかいたけど、その後「行こう、なりたい私たちへ」という塾のCMみたいなチープな言葉で冷めた上にエンディング後のキットカットのやつで「なにこれ??」となった。
もしかして私が大好きだったお邪魔女どれみ、すげえ商業利用されてる?いや、商業利用されるのは当然なんだけど見せつけられたくはなかった!!
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