ぎょうざ

魔女見習いをさがしてのぎょうざのレビュー・感想・評価

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)
3.7
おジャ魔女リアタイ世代なので、やっぱり観てきた。
泣いた。信じられないくらい泣いた。オープニングで泣いた。

私も子供の頃からおジャ魔女やハリー・ポッターなど魔法に憧れていた時期もある。
でも実際は魔法なんて存在しないとわかっていた。わかっていたが、それでも憧れられた時代があった。
それすら過ぎ、本当に大人になり、現実と向き合いたくないとき、人は虚構に目を向ける。
ないと分かりきっている魔法を信じたくなる。
フリーター、就活生、OL。
かつておジャ魔女に憧れた、3人の現実に悩める女性たちが、魔法がないこの世界でとても現実的に生きるお話。

他の人が憧れ、でもそっくり手に入れることはできない自分の個性、それこそが魔法のように奇跡的で大切にしていかなくてはいけないもの。
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