『空くっそ青い』
あの花、ここ叫の流れで期待して鑑賞。鑑賞後尾を引きそうな切ない青春アニメ作らせたら天下一品。慎之介視点で観ると夢の挫折とあかねへの後悔、あおいの視点で観ると失恋と姉あかねへの負い目。あかね視点で観ると妹の為に生きる覚悟と過去との決着。どの視点で観ても胸にくるものがあるし、それぞれの想いが交差していく中盤からは涙なしでは見れない。『井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る』秩父の土地にとどまりながらも故郷の良さや大切な家族を大事に思うあかねにぴったりな言葉だなと思う。ラスト終わり方も秀逸。過去の恋愛を引きずる"後悔する大人たち"はみんな明日ツナマヨおにぎり食べよう。
