とらキチ

KESARI ケサリ 21人の勇者たちのとらキチのレビュー・感想・評価

4.0
劇場公開時鑑賞しましたがCSにて再鑑賞再レビュー。
アクシャイクマールが誇り高きシク教徒の下士官に扮し、20人の部下と共に1万人もの敵を迎え撃つ!
2時間半超えの作品なだけに彼等の日常、命を賭けてまで守ろうとした"誇り"が歌や踊りも交えてしっかりと描かれている。それだけにその後の闘いの凄まじさ、悲惨さがより鮮明となっている。21人各々の死に様には、まぁ泣かされた😭
近代のインドを題材にする以上、どうしてもこの様な"滅びの美学"的な展開、結末にならざるを得なかったのだろうと想像される。劇場公開時、観たのが8月16日で、余計にそう思ってしまった。
また今作を観た後に「ホテル・ムンバイ」鑑賞して、劇中、あのホテルマンがターバンを外す意味をより深く理解できた。
あの砦と1万人の攻防のスケール感は本当にスゴイ!あのような画を撮れちゃう、というのがインド映画の凄みなのだと思う。

基本みんな"シン"さんでみんなターバンをかぶっているので、見分けるのが大変で(笑)ポイントとしてはヒゲの生え具合で判別するしかなかった(笑)
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