KESARI ケサリ 21人の勇者たちの作品情報・感想・評価

「KESARI ケサリ 21人の勇者たち」に投稿された感想・評価

くりふ

くりふの感想・評価

3.5
【サフランの血煙】

新ピカ一週間限定上映行きました。

他に時間の合う、見たいものがなく…やや消極的足運びでしたが、相変わらずの印度力で、見応えありました。

かつてのインド/アフガン国境付近のサラガリ砦。1万人越えのパシュトゥーン族に囲まれながら、砦を守ろうとした21人のシク兵士たちの物語。1897年の実話を元にした、ボリウッド闘魂篇。

ここぞという時に“ケサリ”を出すなど、インド映画あるあるですが、国威発揚映画ですね。が、何を讃え何を悲しむのか?ブレを感じる仕上がりでした。私がインド知らず、だからかもしれませんが。

リアルな死闘というよりは、泣き処をおさえたエンタメ仕上げでした。最後は狂ったチャダみたいになってましたが、アクシャイ・クマールは嵌り役と思った。あのもっこりターバンは、彼のように尖った顔でないと、主役には向かない気がします(笑)。

プリちゃん従妹パリニーティ演じる奥さんは、無理矢理出した感じですね。アレだと主人公が、心の病っぽくも映ってしまいます。

他の兵士たちは、若干薄味くんも居たものの、かなめは個性的で、映画を豊かに彩っていました。敵のスナイパーもいい悪役だった!

一方、悪役に思えてしまうような、パシュトゥーン族側の描写は、ちと疑問。主人公の誇りを護ろうとする人物もいるのだけれど、シクスピリッツを際立たせる役割で終わってしまい、全体的にパシュらは蛮族風味でした。

…等々、気になるトコロもあるものの、史実として全滅することが運命づけられた物語を、ここまで燃える映画に仕立てたのは流石です。改めて、インド映画は基礎体力が違う、と感心したのでした。

ちなみに勘違いだと嬉しいが、主人公をいぢめる英軍のヤな上官…演じているのがエア・インディアCMで“アイ・ラ~ヴ・インディア!”と告っていた男では?だとすると、なんだかあのヒコーキ、乗る気が失せてしまいます。

<2019.8.20記>
観る前は「インパクトクラッシュ」みたいにインド映画だけれども真面目な感じなのかなぁ…と予想していたのですが…
大丈夫でした。
いつものインド映画でした🙌✨✨!!

10000人の敵を21人の兵士が迎え撃つ。命、そして名誉を懸けた戦いが始まる。

アクロバティックなアクション場面あり、キメポーズあり、踊りあり、笑える場面あり…親切心場面あり、ちょっと残酷な場面もあり…悲しい場面あり…、、、

盛沢山。

中でも、部隊の絆・仲間感の描写が好きでした。厳しい隊長に言い訳する兵士達…笑
先生と小学生達みたい 笑
だんだんと兵士達が可愛く見えてきてしまった 笑笑

鶏は爆笑でした。
Baad

Baadの感想・評価

4.8
インド映画419本目。

*******
今はパキスタン領の、アフガニスタンと旧英印インドとの国境地帯の風景もどきを見たくて、劇場に足を運びました。
風景は本物じゃないので現地知ってたら今一ですがやはり山が深く壮大で、映画は意外にもとっても面白かった。

戦闘シーンがインド映画にしてはスローモーションが少な目で見やすかったのと、もともとは 農民出身が主体の雑多な兵士たちの日常生活と戦闘シーンとのつながりが上手で、感情移入しやすかったのが良かったです。砦の兵士それぞれも結構性格や背景が細かく描かれていたのですが、ターバンのせいで顔の区別がつきにくかったのが残念と言えば残念。

映画全体がシク教とは何ぞやを説き起こす形になっているのも珍しくて勉強になりました。イスラムの平等主義をさらに徹底してインドの風土になじませたのがシク教なのかな、と私なりに理解。

パンジャーブ地方が舞台、とか、パンジャーブ人が主体の映画だと必ず出てくるバングラ踊るときに出てくる太鼓が肝心のシーンで出てきたりすると、おお、となりましたよ。つーか兵士たち、休息時間にこん棒もって踊ってたりしましたね(笑)。

シク教徒は髪を切らないそうなんですが、それが結構効果的なシーンで出てきたり色々と細かい・・・

それに反して、パシュトゥーン族の方は今は国境すら接していないからどう描いてもクレームつかないだろう的なけっこう適当な描写なので多分冒頭の女性追っかけてのシーンも史実ではないんだろうな、と思ってみてました。
あ、でも一番イケメンでかっこよかったのはアフガン側の黒い服着た族長だったのでそれなりにバランスはとれてるかも?

何故だかわからないんですが、私はこの映画、「バーフバリ」後半や「バジュランギおじさん」よりもじわじわと面白かったです。近くでやってればリピートしちゃうかも。

予備知識なしで見てもそこそこ面白いですが、戦闘シーンの好きな人や、バンジャービーとかシク教徒が好きな人には特に楽しめる映画だと思います。

(2019/8/23記)
勝沼悠

勝沼悠の感想・評価

2.4
 1897年に勃発したサラガリの戦いを大スケールで描く。

 これ、インドでは超大ヒット作らしく力が入っていてインドでは高い評価というのも何となく分かる。従来のボリウッド映画の様子を残しつつ普通のストーリー映画に近づけていく意思を感じた。
 ただ、私にはあんまり響かなかったなぁ。みんなターバンにひげ面だと区別つきにくいし。。。インド映画と私の相性が良くなかった。相変わらずインド映画長いしねぇ。。。
nari

nariの感想・評価

2.0
PVの音楽が良くて、鼓舞された気分になったのでケサリと言いながら突撃しました。
同じ景色を写す描写がほとんどで、窮屈感を感じもしたが、広い戦争も狭い戦争も、闘う立場からしたらかんけーねーと言わんばかりの「闘う男」の世界でした。良かった。

このレビューはネタバレを含みます

仲よく歌ったり踊ったりしてた仲間全員死ぬ。つらっ。
サフラン色のターバンを忘れない。
inoge

inogeの感想・評価

3.0
インド映画の実話からの戦争映画は初めて見たんですがお笑いなし、歌も控えめでなかなかの作品ですね。
21人対1万人なんで映画ではツッコミ所たくさんですが、誇りを守る勇者たちはカッコいいです。
誇りを胸に立ち向かう、
本当にあった勇姿の物語

主役は『パッドマン』の
アクシャイ・クマールだということに、
観終わってから気づいた。

ヒゲで見分けがつきにくいけど、
一人一人のキャラは立っていた。
Rani

Raniの感想・評価

4.0
21人vs1万人
嘘のようなホントの話。

インド映画でイギリスをクソクソのクソに描写するのはまぁいつものことなので、置いとくにしても

ラストはたぶん2019年で一番泣いた。「一つ笑い話をしてやるよ」の伏線がお見事。仲間のために尊厳の象徴であるターバンを投げたりとか。
主役はアッキー演じるイシャルだけど、グルムクちゃんの最期が壮絶すぎてやばかった…

映画館で買ったパンフレット、ぺらっぺらでほぼチラシだった笑
砦を死守するために、僅か21人の兵士で1万人の敵軍を迎え撃ったインド近代史認証残る伝説の激闘"サラガリの戦い"を映画化したスペクタクル・アクション。
民族の誇り、そして男としての死に様は全世界共通だ。
"全ての戦没者に捧げる"。1897年イギリス領北西部サラガリ。グリスタン砦とロックハート砦。シク教徒兵士21名vsパシュトゥーン人1万人。サフラン色(ケサリ)のターバン。第36シク連隊。死者の梯子。"敵の負傷者に水を与えよ"。"さらばファカル"。英議会2分間の黙祷とインド・メリット勲章。「金のためではない。英国のためでもない。己のためでもない。殉教した同胞のため、属国残る奴隷とされた者のために戦う。職務を全うするため我が師のために戦う」
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