「そりゃーよかったねぇ」と流して観れる人は良いのだが、どうにも押し付けがましい宗教プロパガンダが鼻につく作品。
原作本を母親が書いていることも「盛ってるねぇ」って感じ。何でもかんでも神様の奇跡に無理矢理結び付けているのが笑える。
2019年日本だけで水難者は1538人。そりゃたまには生き返る奴もいるってもんだ。
盛り上げ所の「神に委ね生命維持装置を外す」ってなんとも都合のいい解釈だと本人は気付いていないのだろうか。
ダメだったときに外す決断をした責任を神に押し付けているだけ。
母親を演じたクリッシーが「丸」としか表現できない見事な体形。特殊メイクかと思った。実際の母親も同じような太り方をしているのだが、どんな食生活をしているのか興味が湧いてしまう。っていうかまずその不健康な生活習慣を神様に直してもらったほうがいいぞ。
たった5年前の事件をプロパガンダと金儲けの為に映画化した行動力は凄いが、今19歳の神に選ばれたジョン君。小説、映画でこれでもかとヨイショされてしまい、性格的に歪みそう。
今後落ちぶれでもしたらいい笑いものになるだけだから、もう少し映画化は待ったほうが良かったかもしれない。
