とらキチ

イップ・マン 完結のとらキチのレビュー・感想・評価

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)
4.0
劇場公開時鑑賞しましたがCSにて再鑑賞再レビュー。 この時師匠の名刺サイズのカードを頂いて、今もスマホケースのポケットに忍ばせています。
4作目にして完結編である今作の1番のトピックスは、ついについに!待ってましたのドラゴン登場!前作までのカメオっぽい出方ではなく結構ガッツリ出ていて、あの伝説のワンインチパンチもちゃんと再現!それだけでも観る価値アリ!
第1作目の舞台が1930年代だったので、それから約30年。当時70歳ぐらいのはずなのに、全然見た目の変わらないイップ師匠=ドニー兄貴。心身ともに鋼のような強靭さを持つ師匠も癌に侵されつつある設定で、そこはかとない寂寞感が漂い、完結編ということもあってなんだか哀しくなってくる。反抗期の息子との確執から、思わず息子の頬を引っ叩いてしまった後の後悔に苛まれる師匠の表情は遣る瀬ない。だが、ラストにはその息子との親子の絆を見せてくれて、今作でも最後、木人椿を叩く姿、「カーンカーン!」と響く音に涙が出ます🥲そしてこれまでシリーズをずっと見てきた我々へのご褒美なのか、過去作も含めたダイジェストシーンまで!これはたまらんです😭
そしてあの娘役の女の子がメチャクチャかわいかった!コレやっぱり非常に大事。
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