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私が、生きる肌のメモのネタバレレビュー・内容・結末

私が、生きる肌(2011年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

すごい話だった…頭おかしい系耽美映画らしいとは聞いてたけど、思ってた以上にパンチ効いてた。ビセンテの顔の皮膚が完成した時の、アントニオ・バンデラスがビセンテを見る表情が一気に変わるとこがすごかった…その後も表情デレデレだし…バンデラスすごい……引くわ……マリリアに吸血鬼のようだったとか言われてたけど、まさにそんな感じ、バンデラスの存在がもう既に耽美頭おかしい異端オーラを強く放ってるので、どんだけ頭おかしいことやっててもこいつならやるわと納得させられてしまった。ていうか昔吸血鬼やってたしな。
ビセンテは最後おうち帰れてよかったね…ロベル死んじゃったから姿はもう元に戻せないけど…っていうビセンテ目線で考えると地獄しかないから深く考えるのはやめとこ…。膣形成の説明受けた時の表情とかかわいそすぎてちょっと泣いた。
遡れば始まりはロベルの妻への愛のせいなんだけど、そもそも悲劇の発端である妻の駆け落ち相手はロベルの異父兄弟だし、そういえばマリリアが私の胎内に狂気が宿ってて〜とか言ってたけど、マリリアから始まった呪われし運命って感じなんだろうか。そのへんも徹底的に耽美世界って感じ。
あと画面が綺麗だった。ベラの姿は美しかったし、あんな家に住みたい。
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