田中裕子さんが主演をされていて、しかも、ドラマ「Mother」な設定だったので、少しハードルを上げすぎてしまいました。
設定がそもそも厳しい。
本当に、殺すしか手段はなかったのかな。
残されたこの子達が「自由になんにでもなれる」ような人生を送れると、本気で思ったのかな。
そこらへんの背景が薄いもんで、どうも感情移入できず。
あと、私の苦手な非現実的展開が💦
お客さんが乗ってるかもしれない無線機で私的な会話をしたり、カーチェイスを繰り広げたり…。
そんなことあるかーい、と突っ込みを入れたくなるシーンで醒めてしまい…。
肝心の田中さんの演技も
おそらく脚本のせいか、良さが伝わりにくい。
意外にも松岡茉優の演技が一番自然という。
せっかく題材はいいのに、もう少し違う作り方を観たかったな。
誰か1人を掘り下げてもよかったし。
他の方も書いてましたが、「すばらしき世界」を見た後だったのもあり、
それぞれの人物像が薄く感じました。
