mari

ひとよのmariのレビュー・感想・評価

ひとよ(2019年製作の映画)
3.6
どうしてもお互い傷つけあってしまうし
まだ別れ際に手を振ることもない。

嘘のない人間味というのか
決してお淑やかではない
不器用な家族の形を覗き見た。

彼の心がどうなっていたのかは知らない。
どう考えても全ての発端は父親で、
コントロールの効かない爆発性は
少しの理解もできないし可哀想とも思えない。

陰湿なことをしてくる輩も
その大層暇で不憫な人生をそのまま歩めばいい。
どうかもう関わらないでくださいね。

表現の万引きや客にも堂々と対峙する姿、
全速力からの跳び蹴りには大いに笑った。
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