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ひとよのayakaのレビュー・感想・評価

ひとよ(2019年製作の映画)
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自分にとって特別であれば、それでいい。
自分を救うことしかできないのに、
自分が救われればそれでいいはずなのに。
人を信じて、怒って、憎んで、また信じて、そうでなきゃ生きていけない。

矛盾故の苦しみ、愛しみ。
矛盾故に家族があって、社会があって、
その中で生きることしかできないのか、

港のシーンがとても良かった。

家族も個の集合体。
ぶつかり合うことで、受け入れる。

全役者、とてつもなくすごいのだけど、
田中裕子の演じるお母さん、影と芯を感じるような女性としての深みがすごい。
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