もちごろう

ひとよのもちごろうのレビュー・感想・評価

ひとよ(2019年製作の映画)
3.2
家庭内暴力から迷わず逃げてって思う反面、物理的にも精神的、経済的にもコントロールされてて、簡単にできないんだろうなぁと、シリアスで重たく、考えさせられる作品でした。

個人的に、逃げるもしくは終止符を打つ手段として、殺人というのは、理由が何であれ共感はできず、複雑な心境になりました。DVを生き延びて、傷を抱えながらも、人殺しなどせず、健気に踏ん張って生きている人たちも、世の中に、言わないだけでいっぱいいると思うから。

お母さんも刑期を終えたら、罪は償ったわけで、差別扱いされるのは不憫だった。家族の気持ちは複雑よね、、と思いつつ、いやはや、俳優陣が豪華でお腹いっぱいになりました。
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