青白い女が親戚に似てて辛い
物語を綴るというアイデアを基軸に100年前の殺人少女サラの記録をルーザーズクラブよろしくのマイノリティ背負った自転車大好き少年少女達が解明し、真実に到達するという話。
真実を伝える力は人を癒し、人を強くする。逆にニクソン君みたいに嘘を流布して伝える力を悪用する者だっているから物語(真実)は書き手によって如何様にも変化することが分かる。でももし私が書き手になったら人を癒せるような物語を伝えたいな。
デルトロは不思議でゴアな世界観を好む人物というイメージがあるが実は彼の作品内の根底に内包されているテーマは割と普遍的なものだったりする。そんな彼の作家性を考えればこの話は彼ととても相性が良いように感じる。
ただ序盤の畳み込むような展開の速さと説明的描写の多さに加えて、そこからすぐにホラーラッシュに突入するというこのテンポに少しチープさを覚えてしまった。
効率重視ですぐに主題に入るのは良いことだけれどそれが逆に安っぽいというか…、でも逆にもっとスローテンポにしてたらそれもそれで違う気がするから何とも言えないね。
クリーチャー目当てで見た節もあったけど青白い女以外はあんまりピンと来なかったかな…汗
てかあれだね…映画3本連続で観ると疲れるね、普段1日1本だから慣れなくてかなりキツイわ。
今日はサラが夢に出ないことを祈ってぐっすり眠ろう。
では、おやすみ( ˘ω˘ )スヤァ…