イギリス文豪ディケンズの自伝的傑作小説「デイヴィッド・コパフィールド」を映画化。原作と少々違う点もありましたが、デイヴィッドの人生にフォーカスしながらしっかりまとめられていて、原作ファンはもちろん、そうでない方も楽しめる作品となっています。
話の軸だけを考えれば題名通りどん底人生を描いたものなので笑えるような話ではないのだが、周囲の変わり者たちのおかげで暗くなりすぎず、楽しく鑑賞できます。
長編作を2時間にまとめているので、次々と場面が変わる疾走感のある展開になっています。もう少し説明ほしいかも?と思う場面も少々ありましたが、置いていかれることなくついて行くことができました。
劇中にはブリティッシュジョークや古典文学的な言い回しも。笑いのツボが違ったり、自分の英国の文学への精通度が低いために、作品のウィットさに100%ついて行くことができなかったのが惜しい…
Filmarksのオンライン試写会で鑑賞させていただきました、ありがとうございます。