クソシン25

9人の翻訳家 囚われたベストセラーのクソシン25のレビュー・感想・評価

3.8
最近、「ナイブズ・アウト」で極上ミステリーの久々となるアタリ評価でしたが、、、立て続けに本作も、なかなかの見応えある極上ミステリーでした。フランス・ベルギー合併映画。全世界待望のミステリー小説の完結編を世界同時発刊するために各国から9人の翻訳家が集められる。発刊前の作品内容を漏洩させないため、とあるフランス山奥の洋館地下シェルターで毎日、20ページの原稿を同時翻訳、2か月の極秘作業。その最中で漏洩勃発、高額金銭要求の脅迫メールが届くお話。実際に「ダ・ヴィンチコード」で有名なダン・ブラウンの作品で世界同時通訳を行われてたことが実話モチーフになったものだそうです。ストーリーは、とても練り込まれており、中盤から加速度てきに色々な要素が絡み合い、三段落ちな面白さで、展開。
オルガ・キュルレンコも、やっぱり花がありますね。
各国の翻訳家に、日本語翻訳家がいないのは、寂しかったですが、日本製コピー機は、世界一の評価に、にやりです。
あと、「オリエント急行殺人事件」をこれから観る予定の人は、本作を後回しにしないとネタバレ注意ですよ。(笑)
クソシン25

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