忙しくて一本通して観る時間がなかった為3日間に分けて観ました。前々から観たいと思っていたので、期待を上回らずとも損なわずで良かった。
ストーリーとか構成は凄く好きと言うか綺麗な作品。人間の黒い部分が直に見える。ただ、「9人の翻訳家」のうち主人公以外のストーリーが特に語られないわりに、主人公の部分も後半になるまで語られないので前半は何が何だか分かりづらい部分もあった。せっかく一人一人のキャラは面白そうなのにそこだけ残念かなと思いました。
やや話逸れるけど本好きが集まる場って良いですよね〜。好きな本についてもそうですが、その裏まで語る人の話を聞くのが好きです。本に限らず映画や絵画も。
以下ネタバレあり
この映画の前も後も、主人公の人生は謎に包まれたままなのは美学なのでしょうか。この後の想像が全くつかない。なんなら主人公以外の8人も今後どうするんだろう、そもそも白いドレスの人は生きてるのかな。
まあ簡潔に言うと、自分の作品と大切な人をを金の亡者に傷つけられ殺された主人公が全力で奇麗に復讐をする話でした。
あの写真を撮ったシーンの主人公の演技が最高。
