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9人の翻訳家 囚われたベストセラーのtoshfilmのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

個性的なキャラクターが9人いて、誰もが怪しく見えたり、見えなかったり。犯人はこの中にいる!さて誰なのか!?こういう展開、こういうストーリこそミステリの醍醐味。やはりミステリは面白い。

途中にローズマリーも交えて全員で楽しく歌うシーンが素敵である。ローズマリーの裏切りは写真を見て自身の惨めさを痛感したからだろうが、あの時の心のふれあいもあったかも知れない・・・と勝手に思う。

一部疑問に思うところも。
・仕組まれた仲間はどうやって選ばれたのだろう?選ばれた後に仲間に誘ったのだろうか?
・カテリーナがカバンを開けたが、そんな簡単に暗証番号がわかるだろうか?すり替え予定のカバンは777だったが、本物も同じだったのだろうか?
・エリックが原稿を肌見放さず持ち歩く気持ちはわからぬでもないが、却って危なくないか?強盗に遭う可能性もあるのだし。
・アレックスがスケボーで車に捕まって電車に追いつくのも計画だったのだろうか?無理があると思うが。
・アレックスは自分の胸をピストルで撃たれることが何故わかっていたのだろう?偶然?
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