ぴゅんぴゅんまる

9人の翻訳家 囚われたベストセラーのぴゅんぴゅんまるのレビュー・感想・評価

3.9
2019年制作。フランス・ベルギー合作。
原題「Les traducteurs」(翻訳家)のままの方がネタばれしにくかったのでは?と思ったが(途中で「オリエント急行殺人事件」を思い出したが、まさか映画の中で引用されるとは思わなかった)、邦題では「9人の…」が付いてないとさらに売れなさそうなのは分かる気がする。

フランス映画の割にはハリウッド的?展開とテンポの良さに意外な印象を受けたが、昨今のフランス映画をあまり観てないからか、、
昔の映画ならもっと終盤まで引っ張るようなネタを早々に出してもなお面白さが増幅するということは映画の進化とでも言うのでしょうか?

真犯人やタネ明かしは俄然面白く、もっと早く観とけば良かったと少し後悔。最近純粋なミステリーを観てないからかなぁ、、
以前映画館で観た「ダ・ヴィンチ・コード」にはしっかりハマったから、本作に自分がハマるのも当然か…

エリック役のランベール・ウィルソンが「マトリックス・リローデッド」のメロビンジアン役だったとやっと気がつきました、、、