9人の翻訳家 囚われたベストセラーのゆうきちのレビュー・感想・評価

あぁそういうことだったんだ、ってなってから二転三転する物語の展開にドキドキした。
特に最終盤にかけてのスピード感には圧倒され、鳥肌が立った。
作中に描かれていない部分で、その後どうなったんだろうかと気になる所もいくつかあった。その点で全てのモヤが晴れるような爽快感には欠けたが、そのぼんやりとした中にも確かな鋭い刺激があり、そこがこの作品の魅力の一つでもあるような気がした。
字幕で鑑賞すると、フランス語の独特な雰囲気も楽しめて良いかも！