月影丸とから

9人の翻訳家 囚われたベストセラーの月影丸とからのレビュー・感想・評価

3.9
二人鑑賞

以前から📎してた作品。


舞台はフランス
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9人の翻訳家が
元ロシア人の豪邸の地下シェルタに、
超ベストセラーの三部作の完結編の翻訳のために集められ、
終わるまで外部通信を完全に遮断される。

ところがそんな中、
出るはずのない原稿20ページがネットに流出。
さらに「24時間以内に500万ユーロを支払わないと、次の100ページも公開する」という脅迫メールが出版社社長アングストロームに届く。
内容を知ってるのは著者オスカル・ブラックと脅されてるアングストロームとその9人の翻訳家のみ…



いや〜面白かった。

どんでん返しや伏線回収系か好きな人は高評価かと思います。
またアメリカ映画にはない
あの独特の終わり方…

好き嫌いは分かれそうな作品でしたが、
個人的(二人)にはハマりました。


「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ4作目の「インフェルノ」の際に、
著者同意のもと、
秘密の地下室に隔離して翻訳作業を実際にさせた話をモチーフにしてるが、

直接『ダ・ヴィンチ・コード』の著書とは全く関係なし。
(ジャケ帯は少し詐欺)


俺 78点 一言 最初少しごちゃごちゃしてるが、伏線回収はサクサクされるし、どんでん返しも何度もあり、決して退屈にさせない。

終わり方はフランス風…日本人好み!
決して笑顔はない…胸がキュ〜となる。

原題は『Les traducteurs』翻訳家たち
邦題はクソ。


妻 75.点 一言 これはめっさ好きやわ。