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ぼくらの7日間戦争のigahosokunattaのレビュー・感想・評価

ぼくらの7日間戦争(2019年製作の映画)
3.5
『だれもぼくになんか興味ない』から始まるのいい。

いつから、ひとは大人になってしまうんだろう。何かにガムシャラになれるこどもの時代はいつのまにか自分の中から消えてしまう。知らない間に大人になる準備を始めている。自分のやりたいようにとかしたいことをそのままさらけ出せなくなっている。偽りの自分を作って上辺だけの関係を気づいて自分の安全な範囲を作り上げていく。本当に、いつから大人になってしまっていくんだろう。なってしまっているんだろう。

こどもとも大人ともつかない高校生たちの、大人からすれば無意味な、でも彼らにとっては本当に大切な戦い。
その彼らに、最後おとなたちが感化されてすこし、こどもの頃を取り戻すのがよかった。

全体的には、なんか見ててアツくはなれなかった、。たぶん、見たいカットとかシーンが飛ばされてるから。過程が見たいのに、え、なんで急にそんな仲良くなった?って感じ。めっちゃ大事なセリフじゃね?ってやつで熱量がもっと欲しいシーンいっぱいあった、。むずかしいよなあーボイスアクティング。
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