小松菜奈のひとりだけ歪な感じって言葉で伝えるのは難しくてこの作品を見たからこそ分かる感じ。周りと同じ表情をせず、時には小悪魔のような絶妙な表情をする。彼女以外には務まらないと思う。はじめにはさくらが寄り添ってくれてたけど、彼には愛が必要だった。兄を愛してたとしても許される行為じゃない。静かに見守ってきた薫が声を上げるのも妹に手を出すのも全部兄貴のことなんだよね。娘の罪を被るかのごとく、ランドセルを背負って出ていく父親に私は家族の愛を感じた。崩壊からの再生。お正月に犬も合わせてパトカーに乗る家族。なんか羨ましくもある。カオルちゃんが先生を張り倒してマイクを奪ってまでした卒業式のスピーチ、胸に刺さりました。
吉沢亮と北村匠海のお風呂シーン、あの年で一緒に入る…の？とは思ったけど眼福でした。さくら賢いしずっとかわいい。長生きしてくれ。
