ささやんでどうでしょう

わたしは光をにぎっているのささやんでどうでしょうのレビュー・感想・評価

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)
2.7
新宿武蔵野館(¥1,900)一般料金+舞台挨拶付
映像美に心おどらされた。再開発に影響される住民の姿が映し出されていたが、中途半端な感じがしないでもない。何の脈絡も無く場面転換され、訳が分からなくなり、時折フリーズしてしまったのは、残念。スマホを極力排除したりしたのは、意図があったとのこと。なるほど!この映画の難しいところは、類推しなければならないところ。ただ繰り返しになるけれど、映像美にはそれなりにスタッフが力を入れて下さったそうです。
現実的な所では、やはり銭湯の廃業が続いているというところでしょうか。家に風呂があってもわざわざ、銭湯に通うところは、この映画と同じようにどこかで心のコミュニケーションを求めているのだろう……。