ぽぽん

ウォルター少年と、夏の休日のぽぽんのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

個人的には邦題より原題の『Secondhand Lions』の方が好みかな。

ハブおじさんとガースおじさんに私も会ってみたい。あと可愛い動物たちにも。
今のご時世に男らしさだとか女らしさを求める考え方は古い。
けれども愛に溢れ、心に芯のある人はなんてかっこいいんだろうと思わせてもらえた。かつ遊び心も忘れない大人って素敵。

「信じたけりゃ信じろ。真実かどうかは関係ない。」
「人には真実かどうかは別として信じるべきことがある。人は生来善なるものだ。自らの誉れ、勇気、高潔さこそが全て。権力と金は全く意味がない。善は必ず愛に勝つ。そして愛は、真実の愛は永遠に滅びない。忘れるな。真実かどうかは別にして今言ったことを信じろ。信じるだけの価値がある。」
子供にとって、育つ環境(大人から受ける影響力)の重要さにもなんだかはっとさせられた。

あと役者さんだから当たり前のことなんだけれど『ペイフォワード 可能な王国』でのハーレイ・ジョエル・エスメントくんの役柄が最後悲しかったので、こちらの作品で元気に成長した姿を観れてとても嬉しかった。
ぽぽん

ぽぽん