ツナ子

パラサイト 半地下の家族のツナ子のレビュー・感想・評価

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)
4.7
公開当時も観ていたけど、友達が家に泊まりに来て改めて観たので感想を!

もうずーーーーっとハラハラする映画。
ハラハラもの、サスペンスが好きな人には刺さる映画です。

善悪で言ったら、主人公たちは圧倒的悪なんだけど、どうしても共感してしまう、バレないで〜!ってずっとハラハラする。
いちばんハラハラしたのはやっぱり嵐でキャンプから急に家族が帰宅するところだよね、、もう見るのがきつかった。

語られているテーマのひとつが「貧富の差」で、金持ちにしか見えない景色、半地下に住む人達しか見えない景色、お金が無いと考えなくちゃいけないこと、お金持ちにわかる彼らが気づいていないサインとか、色々思わされる。

ずっと虐げられて憧れや嫉妬でいっぱいだった人達がいざ憧れの地位に着いちゃうと、こうなっちゃうのかもなっていう気持ちと、今までの気持ちを忘れないで欲しいなという勝手なエゴ…

エンディングも個人的には好きだったかな。
結局自分のことだけだよね人間って。ていう思いと、やっちゃえー!っていうやけくそな思いと、嘘の関係だけどそのまま愛し合って欲しいなって気持ちと…

モールス信号で伝えあった手紙の内容が、実現するといいなと今でも思ってます。
ツナ子

ツナ子