パラサイト=寄生生物
まさにタイトル通りでした。
寄生しているのは誰なのか、寄生されているのは誰なのか、それは目に見えているのか、はたまた見えないところに居るのか。
結局のところ裕福層も貧困層に寄生して、貧困層も裕福層に寄生しているのでは…?
もっとジメーッとした暗い話なのかとおもったら割と笑える部分もあったり。
この家族自体が明るくて、そして頭が切れる。
「そんなわけ…」みたいな設定もチラッとあるんだけど、飲み込んでしまえばおわり。
ある夜をきっかけに物語が一気に進む。
まさに階段を転げ落ちるスピードで。
ラストの着地地点、「あぁ、そうきたか〜」と唸らされました。
雨の中、階段を駆け足で降りながらカメラ視点もそのまま下へ降りていくシーン。
とっても好きです。
あと、キーとなる「におい」
画面を超えてこちらにも伝わってくるあの不思議な感じ。