久しぶりにこんなに興奮した映画を観た。
翌日まで余韻引きずっていたわ。
そして、久しぶりに終わり方に納得できるような映画だった。
大雨で半地下の暮らしが崩れていくシーンで家族が諦めモードに入ってて あぁ、ここで終わるのかなって思ったらそっから先がやばかった。
そして、なんもパクソジュン。
パクソジュンって言ってる暇ないわ。
あのシーンであの役をパクソジュンにやらすってやべえ…ぞくぞくした。
必ず、お金持ちと貧乏人の線引きが画的にされてるらしくて、なにか家具だったりでお金持ちと貧乏人が一緒の画面に映し出される時はくっきりと分かれてるらしい。例えば、植木鉢が真ん中にあって右側には貧乏人、左側にはお金持ちみたいな。(右か左か、どっちがどっちだったかは覚えてないけど)貧乏人は上をみて憧れるから貧乏人たちのシーンはカメラワークは上から下へ、お金持ちは下なんか見ないから下から上へ、なカメラワークらしくて、これ聞いた時鳥肌たった。展開がすごいだけじゃなくて1つのシーンシーンで、ちゃんと画的な構成もされてるって恐ろしい。
そして、半地下の家族のスペックの高さ。
一見半地下の家族がお金持ちに依存してるようにみえるけど、お金持ち家族は家事ができなかったり、半地下の家族に頼らなければ生活できなくて、どっちが本当に依存してるんだろう。
掘れば掘るほど、ぼろぼろと何かが溢れてくるこの映画、何回観ても面白いんだろうなあ。
これを確かめるためにも、ストーリーをもう一度楽しみたいのも、とりあえずもう一度観たいと思った。