格差社会を前半コメディ、後半シリアスに描いた映画
たしかにこの世は理不尽で、運と環境で人生が大きく左右される。
けど自分の不運は他人を不幸にしていい理由にならないと思う。金持ち一家は根はいい人達なので、巻き込まれてかわいそう。貧乏を免罪符にやりたい放題なキム一家にはだんだん同情できなくなった。
(そんな私も格差社会の本質的な闇を理解できていないということなのだろうか)
ニオイや住む場所(丘の上と地下)で格差を上手く描いている。キム父のやるせない表情には切なくなった。
絶対に失敗しない計画は無計画
リスクを恐れ安定のためだけに生きてきた私とは真逆の考え方。今の自分は見えもしない将来を不安がりすぎて、自分で自分を不幸にしているのかもしれない。
退屈はしないが観賞後は憂鬱
その後の金持ち一家は？その娘友人の彼女でしょ？
キム一家みんなそれだけ優秀なら普通に仕事あるのでは。(今の韓国はそれだけ就職難ということか)
