色んな要素が詰め込まれてて、最後まで作品の雰囲気が掴めない、というか何度も雰囲気が変わる映画だった。ものすごく面白かったのだけど、ただ面白かったとも言わせない、観終わった後に少し悲しいような、苦しくなるような、重みがあった。
大雨の中、ずぶ濡れで階段を駆け下りていく家族のシーンがとても印象的だった。滝のように流れる雨が、下へ、下へ、象徴みたいで観ていて苦しくなった。あとは、臭いがキーになっていたことも...
階段を使った視覚的な表現とか、豪邸の造りとかスタイリッシュでかっこ良かった。色んな人の考察を読んでほー...となりたい。
