kuzira

イソップの思うツボのkuziraのレビュー・感想・評価

イソップの思うツボ(2019年製作の映画)
1.0
友達が珍しく映画館でポップコーンを買ってて

「こんな大きいサイズのポップコーン、
映画に夢中になっちゃって最後結局、
残ってる奴なのに買っちゃった〜!」

って言ってたのに速攻で無くなってた
手が止まるどころか加速してた

「どうせ余るから全然食べてぇ!」って
言ってたのに手突っ込んだら空になってて笑った

空になってる…って思って横見たら寝てた


そんな映画。ポップコーン必須映画
僕はポップコーン買わなかったから痛い目にあった

つまらなさを他の意識で誤魔化せなかった

カルピスだけ買ってて
映画館のカルピスって味濃くて美味しいなぁ
くらいしか気を紛らわす瞬間がなかった

後は怒り→呆れ→虚無の脳内追いかけっこ


全くカメ止めを意識せずに観てましたけど
そもそもそれ意識して作ってんの製作者側ですよね

なのに、カメ止め意識せずに観たら面白いって
びっくりするほど面白くなかった、謎


呆れてなにも言わずに1以下って感じだったけど

一周回って面白くなさに悔しくなって
冷静に怒りつつ、作品の興味ないけど
自分にとってのこの感情に興味はあるから
レビューだけは残しておこうと思う


86分って映画としては凄く観やすい尺なのに
亀のようにノロノロと時間が歩いてた


笑った箇所は一つもなかったんだけど
鼻で笑ってしまった箇所は沢山あった

あと、出演者さんのお芝居、まるっと見てられない
B級感を出す為のわざと?外道すぎない?


川瀬陽太さんと渡辺真起子さんだけ
やはり上手いのは伝わったんだけど
上手いが浮く事があるんだなって思った

この映画ならではすぎでしょ
上手くて場違いって本来映画としてあって良いのか


まぁ何より興ざめしてしまったのは仮面達
これはさすがに頭を抱えた

この映画を観てる私達観客が1番どっかで
今正にモニタリング入ってて試されてんじゃないか
ってくらいのドッキリにかけられてる気分

いっそ、ドッキリでしたの方が
「もう〜〜なんなんですか〜!!
驚かさないでくださいよ〜!」って

茶番を茶番で返せたのに1400円は返ってこない

これを1900円で観てたら発狂して火吹きます
新宿ゴジラに劣らないです、ありがとう
kuzira

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