みゃお

るろうに剣心 最終章 The Finalのみゃおのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

(映画をまっさらな気持ちで観たいので、あえて原作やアニメを見ないでいます。)

1回目はアクションに目が追いつかない、縁に関してはやり過ぎだよと感じた。

2回目以降は縁にも感情移入して胸が苦しくなる。
最愛の姉、巴を想うが故の剣心への怨み、憤り。
崖のシーンでは、本来姉がいる筈だった場所(剣心の隣)にいる薫への憤り(嫉妬)、でもどこかで姉とダブらせて見てしまって吐いたり…縁は縁で相当辛い想いを抱えて来たのだなと同情。

角度は違えど同じ巴に対する愛で交錯している剣心と縁に号泣。最後の一対一の対峙シーンも、劇伴も抑えてあることもあり、まるで剣で会話をしているようだった。
巴の日記、薫の手紙を読んで、縁も未来へ向かってくれれば良いと思えずにいられない。
剣心もまた縁と決着をつけたことで頬の十字傷も薄くなり(ラストの題字からも十字傷が消えました!)、薫や仲間と共に本当の意味で未来に向かって歩み始めたのだと思う。
弥彦の練習シーンから始まる未来への光が指すラストシーンに元気をもらった。
みゃお

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