ももんがぁ

The iDolのももんがぁのレビュー・感想・評価

The iDol(2006年製作の映画)
1.2
ジャケのキモかわゆいモンスターに釣られて見たら出演時間30秒で見事に一本釣りされた。


アイドルとフィギュアオタクが謎のエイリアンに翻弄されるポンコツ感満載の特撮?コメディ。


生粋のフィギュアオタクで仕事もダメ、恋愛もダメな男、ゴローはとあるフィギュア店で謎のエイリアンフィギュアに一目惚れし購入してしまうのだが、

何故かそのフィギュアのお陰で仕事も上々、大好きなアイドルともお近づきになれて人生の絶頂期キタコレ。


そしてたちまち巷ではポンコツなエイリアン人形が流行り出し『コレさえあればなんでも出来る!』を謳い文句に通称"エイリアン君"がJKにも爆ウケ。

まぢチョベリグ〜なJKのガラケーに時代を感じる。笑


ところがその謎のポンコツフィギュアこそ人間の負の感情をご馳走にするエイリアンの化身だったから半端ないね。

何故か目覚めるとホームレスに成り果て仕事場のウザい同僚、山田にアイドルまで取られ一気に絶頂からドン底へ。


『俺たちさっきまでラ↑ブホ行ってきたからさ。』の山田のラブホの言い方ウケる。


ってか偶像=iDOLとアイドルを掛けているのかぁ。へぇ〜なるほど〜

山田くん一枚持ってって!



なんやん?このクソミソポンコツなヘッポコ映画わ。

IMDbの評価10点中、7.6とかウソやろ。


なんの山場も無く、特撮っぽいのもちょこっとですし、そもそもジャケが素晴らし過ぎるあまりようやく一昨年アメリカでDVD販売されたから買うたけど、完全なるジャケ詐欺やでコレハ!


日本版ファンゴリアのライターを務め、井口監督や西村監督、坂口拓監督映画の字幕担当とかしているノーマン・イングランド監督の初監督作品。

なもんで今となっては日本の大御所がいっぱい今作には関わっているみたいで『呪怨』の伽耶子役の藤貴子や脚本には金子二郎にクリーチャー製作は藤原カクセイ。ってかCG兼、キモいカメラマン役が山崎貴で笑ったわ。

しかしそんな大御所達が関わっているにも関わらず作中ではそれを微塵も感じさせぬほどの睡魔に襲われるストーリーのポンコツっぷりとエイリアンの出番のNASA。


いやぁそもそもこんなクソみたいなエイリアン君人形に5万かぁ。フィギュアオタク怖ッ!ってなったけど

まぁポンコツ映画買ってる僕も人の事言えませんし、この映画のDVDに3500円払った自分が1番怖ッ!
ももんがぁ

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