TSUTAYAでプッシュしてたので不意に手に取り。
とても素敵な作品
舞台はインド、大企業の御曹司の「旦那様:Sir」と田舎出身、未亡人の家政婦ラトナの恋愛の話。
全編通して音楽や映像はとても綺麗に作られていて、特にインドならではのカラーリングの強い民族衣装がさらに装飾している。
一方で、パラサイトの様に大都市ムンバイと田舎の格差、建造物から裕福さ、ファッションから食事に至るまで嫌という程対比的に表現されている。
ラトナを覆う現実、半ば政略結婚の様な形で結ばれた旦那は結婚後4ヶ月で病死、その後「口減らし」の為に嫁ぎ先からムンバイに出され、月4,000ルピーの仕送りと、自身の妹の学費も払うという漆黒。改めて日本との違いを痛感した。
何はともあれ、最後の終わり方は個人的に大好き。とてもオシャレで印象的でした。