しょたーん

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビューのしょたーんのレビュー・感想・評価

5.0
こないだマクドナルドに行ったら、店内放送でクイズノック伊沢が小学生3年生に「友達は多ければいいほどいい?それとも、親友がいればいい?」って問うてて、酷だなーと思って聞いていたら、小学生は「色んな意見を聞けるのでたくさんいたほうがいい」って回答しててなんとちゃんとした子供なんだろうって思いました。
この映画は親友がいればいいって回答するあなたに見て欲しいです。

モリーとエミリーは将来を見据えて勉強一筋の高校生活を過ごしてきた。遊んでばかりいると見下していたクラスメイト達は実は、遊びも勉強もしていて皆素晴らしい進路に進むことを卒業前日にモリーとエミリーは知りショックを受ける。勉強しかしてなかった高校生活を塗り替えるべく、2人はパーティデビューをかざることを決心する。

タイトルのBooksmartはいわゆる今作の主人公のようなガリ勉をさします。(対義語はstreetsmart らしいよ)

ここからネタバレするね。ありがとう。

肝心のパーティにたどり着くまで、違うパーティに行っちゃったり、パーティ会場までヒッチハイクしたりドタバタコメディ感がたまらない。(ドタバタコメディが寒くないので最高です)

なんてパーティへの情熱が強いのかしらと思ったら2人とも密かに恋心を抱く相手がいるからって、、、甘酸っぱぁ。

クレイジーなジジ、ポッシュな演劇部の人たち、イケてる副会長やら個性豊かなクラスメイトと交流してみたら、みんないい人たちで思った以上に打ち解ける。そうそう、こういうのがみたいんだよなーと思いました。

パーティの最中、エミリーは二人の好きな人同士が付き合っているのを知り、モリーに帰ろうと促すも喧嘩になってしまう。
こういうバディものの王道な展開だけどやっぱり胸が痛む。。。
モリーも後から二人の好きな人同士ができているのを知り、エミリーが帰ろうと言ったのは自分のことも案じていたからだと気づき親友の大切さを実感する。

迎えた卒業式、生徒総代表としてのスピーチをするモリーは元々したためていた原稿を捨て、新たな気持ちでスピーチをする。。。

今年観た中でもトップレベルで気に入りました。感謝。
アイフィールプリティ好きな人はきっと好き。