下ネタ満載、めちゃくちゃ笑えてちょっと泣ける、青春こじらせコメディ映画。
高校生活を勉強に捧げた女子高生二人組が主人公。この二人、遊んでばかりのクラスメイトを馬鹿にしていた。しかし卒業式前日に、バカにしていたクラスメイトがみな難関大学へ進学する事を知り、失われた青春を取り戻すべく、パーティーに赴くという内容だ。
その内容は青春映画の傑作、「スーパーバッド 童貞ウォーズ」の女性版といっても過言ではない。実際、主演はジョナヒルの妹らしい。Fワードを連発し、顔芸も披露。たしかに、似ている。笑
そして、とにかく笑えるシーンが多い。下ネタが多めなので好き嫌いが分かれるかもしれないが、逆に言うと下ネタ好きは大笑いしてしまうだろう。私が観た関西の劇場ではみんな笑っていたので助かった。
そして、描かれる世界が優しい。LGBTは当たり前、誰も否定せず、いじったりもしない。他人を受け入れ、尊重する。これが、これからの世界のスタンダードなのかもしれない。
そして、女同士のカラッとした友情。すごく理想的な関係だなと思った。
本作の名言
「パンダよ」
