罪の声のsachi074のネタバレレビュー・内容・結末

結局ミステリーだったり、歴史物が好きだからこう昔に遡って点と点を仮説を立てながら繋いでいくっていう話が個人的にはハマったなって感じでした。

実際の事件とは異なったとしても。

先人たちが自分たちの利益だったり、目的だったりのために謎を残すのは世界あちこちである事だし(ダビンチコードも似てるかなーと思ったり)

フィクションと捉えてみてる分には普通に面白かった。。

だがしかし、これを社会的視点で見てしまうと結構重そうだなと。

いまは昔のように学生運動なんてないし、なんならみんな穏やかーとなってしまい関心が無いのかなってね。
自分も然り。
無関心が権力に抑制をかけないまま、自由にさせすぎてしまうと、権力が暴走してさらなる格差が生まれて気がついたら従うしかできなくなってしまう。

そうなるとお国のために…ってなるのかとか思うと本当に怖い話ではある。。

どこまでを意図して作品として作られたのかはわからないけれども。