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罪の声のsayuのネタバレレビュー・内容・結末

罪の声(2020年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

このキャストで監督が野木さん、というので気になっていて人少なめのレイトショーで🎬

事件を記者目線から紐解いていく
なかなか見応えのあるストーリーだった。
点と点がどんどん繋がっていってひとりひとりにある背景が響く。

エゴのような"正義"という名のもと全く知らずに罪を背負わされた子どもたち。
"奮い立つ"という言葉が重なり、その間違った方向性に若干身震いしてしまった。
たしかにどこにもぶつけようのない怒りはあったと思う。
あぁいう時代があったこと、
忘れてはいけない事実だと思う
間違ってるかどうかは別として。

でも、伝言されたあの言葉こそ真理で
それ以上でも以下でもなく

変わっていく時代に取り残されないように自分もアップデートしていかないと
時代はどんどんと変化していて
正義の形も変わっていく。

世の中には"正義"という言葉はありふれているけど、その方向が間違うことで犯罪や戦争が起きてるんだよなぁ、と思った。
記者の正義
警察の正義
時代の正義
あるひとりの正義
間違った方向に向けたくないものだなーとしんみり考えた。

逃げ恥だったりMIU404、アンナチュラル
どれも好きなドラマでいつもすごく見応えがあって!
でもどれもテーマが違いすぎて
一緒の監督のものだということにビックリする✨
でもやっぱり世の中に対する
問題提起が隠れているところは共通していて。
しっかりと芯を持って訴えかけてくる
その感覚に毎回やられっぱなし。
"罪の声"もまだまだ野木監督の作品を追いかけたいと思わされる作品だったな。

星野源と小栗旬のバディ感もなかなか見ものでした✨個人的に星野源のお父さんがアンナチュラルの猟奇的殺人鬼の人だったから怪しく見えて仕方なかった😅偏見の目で見てごめんなさい🙏
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