“声”が流れるシーンで引き込まれてから最後まであっという間だった。
よく言われる点と点が繋がっていくっていうのがまさにその通りで、ひとつ繋がるごとに着実にシフトアップしていく。膨大な情報量が絡まることなく徐々に巨大な相関図が出来上がって一緒に事件を追ってる感覚。
ただ、モチーフとなってる事件は未解決に終わってるって所がねまた。
作品としてひとつの落とし所を付けないといけないわけで、それがめっちゃ上手かった。どこまでノンフィクションでどこからフィクションか、その境目が当時の事件を知らない自分からすると全く分からなくて違和感も無い。
それにマスコミ風刺が重要な要素にもなってたりして。
事件であるからこういう感想はどうかと思うけど、観終わった後、当時の事件をwikiかなんかで調べてまた面白い、2度楽しめた。
小栗旬星野源をはじめキャストが全員良かった。
2020.396