ドラマ要素はもちろん強かったんですけれど、意外とミステリー要素がしっかりしていてよかった。
記憶にないが、自分の子供の頃の声を犯罪の一部に使われていたと知った星野源と、
不本意ながらも過去の未解決事件を追うことになった小栗旬。
2人の捜査が徐々に交わり、共に真相に近づいていく。
舞台が京都、大阪が中心ということで、まぁまぁなエセ関西弁が繰り広げられることはさておき、本当に見慣れた場所ばかりなので、自然と親近感が。
そしてその親近感が、最後の方でグッときてしまう。
罪なき者の罪の声。行動の前に考えることが出来れば、冷静になれれば…そんなことが頭によぎった。