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罪の声のmasadleのレビュー・感想・評価

罪の声(2020年製作の映画)
4.5
軽々に使うのは好きではない言葉だが、これこそが「時代が生み出した犯罪」ではないか。抑制的な演技、さりげない演出、流れるような場面展開、全てがそう感じさせるように収束してゆく。救うべきは救い、断罪すべきは断罪する。マスコミの矜持、というセリフがあったが、そういうジャーナリズムがあることを、作品の中だけでも感じられたのは収穫だった。
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