塩

罪の声の塩のレビュー・感想・評価

罪の声(2020年製作の映画)
3.6
ただ事件の真相(フィクションだけど)を描いただけでは
暗く男臭くなってしまいそうなところ、
巻き込まれた子どもたちの人生を絡ませることで親近感のようなものが生まれて、話に引き込まれた。
実際の未解決事件をモデルにしてるところも、親近感を感じさせる。

少年法があるからか、
子どもの犯罪とか子どもを犯罪に巻き込むことが軽視されがちだけど、
一人の人間の人生であって、無限の可能性と希望があるということを想像できる人でありたいし、
自分本位で他人を、ましてや子どもを面倒に巻き込むような人であってはならないなぁとつくづく思った。

あと渋いイケおじがたくさん出てくる。
火野正平さん渋い、かっこいい、好き。
塩