公共図書館で起こった立てこもり騒動の話。
常連のホームレスの立て篭もりに巻き込まれ、首謀者とされた図書館員のスチュアート、彼は真面目に働いていたのにこの騒動のせいで、前科やアルコール依存症、ホームレスになっていた過去などが、全てみんなの前で露わにされ本当に気の毒。
それでも怒る事もなく、おかれた状況でホームレスの為に動く姿が可哀想なくらいでした。
騒動の原因のホームレス達は特に悪びれたところもなく、自分達を正当化しているところにホームレスになりたくてなった訳じゃ無い、世間が悪い、ただ寒波の中屋根のある場所に居たいだけと言うところにアメリカのホームレスの人達の現実を見たような気がします。
主犯(?)のホームレスが何も持って無いから襲われる心配も無いし、時間に縛られ無いから自由でホームレスも悪くないと言ってたシーンが何故か心に残っています。
色々と考えさせられた作品ではありました。