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パブリック 図書館の奇跡のtのレビュー・感想・評価

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)
3.5
文化施設の持つ公共性、包摂性、多様性というテーマへのアツい問題提起。職業柄もあってかなり現実味をもって観た。蔵書の棚で扉を塞ぎ立てこもるという描写からも図書館は知の最後の砦であるという感を強くした。『ノクトラマ』の立て籠もりの先には死しか見えなかったが、こちらの立て籠もりは生への力強い意思表明で、失踪するホームレスもその為に存在する。
『エクス・リブリス』と合わせて議論したい。
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