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パブリック 図書館の奇跡のIZUMIのレビュー・感想・評価

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)
4.1
「図書館は民主主義を守る最後の砦だ」

6月に「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」を鑑賞したこともあって図書館という場所がいかに社会問題を解決する可能性を秘めているかを、この作品でも実感しました。

物語の大筋は、異例の大寒波でシェルターがいっぱいになり、行き場を無くしたホームレスが図書館を占拠する話。

鑑賞後ネットで調べてみると、海外では実際に図書館を利用するホームレスが増えているらしいです。

上も下もなく誰にでも平等である図書館という存在。
ある街の図書館でホームレスが起こした行動が、大きく広がってく様子は
何か社会に小さな光を灯したようで終わりにはキラキラして希望を感じました。
邦題の図書館の奇跡はそういう意味を込めているのかなあ。

派手な作品ではないけれど素直に良い作品だったなあと思いました(^^)
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