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おとうとのdrophamのレビュー・感想・評価

おとうと(2009年製作の映画)
4.0
東京郊外で薬局を営む吟子は、夫を早くに亡くし女手ひとつで娘の小春を育てた。ある日エリート医師と結婚することが決まり、結婚式が盛大に行われる。そこに、吟子の弟である鉄郎が現れる。鉄郎は売れない役者であり、過去にお酒の飲みすぎで葬式をめちゃめちゃにするなど」、とんでもない厄介者であった。結婚式でも兄や姉からお酒を飲むなと忠告されているのにもかかわらず、お酒を飲んで結婚式をめちゃめちゃにしてしまう。それがきっかけで兄と縁を切ることになるが、姉の吟子は鉄郎をかばい続けていた。それをよそに、鉄郎は元恋人から100万円以上借金してさらに迷惑をかける。
鉄郎のくずっぷりは半端ないなと感じました。お酒で大騒ぎしたり、借金したりとそこまでの勇気はないのである意味すごいです。その中でも人を楽しませたり、小春の名づけ親になったりといい部分はあるから吟子は弟を信じたと思います。鶴瓶節がさく裂してとても良かったです。
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