ChikaYoshimoto

おとうとのChikaYoshimotoのネタバレレビュー・内容・結末

おとうと(2009年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

人生の流れを感じる映画だった
幸田文の「おとうと」のオマージュだってことに途中で気づいた。あの小説は嗚咽ものだったからなぁ。腕を紐で結ぶところとかそうだけど、小説みたいにあえてドラマチックにはしなかったのかな。ホスピスでの最期のシーンが死を肯定的なものとしてみんな扱ってて驚いた。ああいう死の受け入れ方はとてもいい。
これといって特別なものはないけど、いつか親しい人の死を目の前にした時にふと思い出す気がする。
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