雑誌には、作品には、
幾人もの人生が詰まっている。
改めて「人」として生きる素敵さにハッとする宝箱のような映画だった、ウェスアンダーソン監督ありがとう大好きです。
劇、絵本、絵画、小説、詩、雑誌、テレビ、アニメ、あらゆるメディアを監督の神視点から眺められる短編作品集。
たくさんの人が、心に刺さるシーンや物語を見つけられる気がする。いまの自分には「警察署長の食事室」がすごく印象に残った。
感傷的なストーリーも多いのにどこか淡々と楽しめるのは、魅力的なキャラクターがあまりに多いせいなのか。
常連俳優さんたちがたくさん出てくるとうれしい、ちょい役でもとてもうれしい。新しいキャラクターも各々最高で何回もニンマリした。
あと音楽もすごく好きだったなぁ、!
確実に「いま、ここではないどこか」にいざなわれる感覚がする旋律。
英語音声と中国語字幕を必死に追いながら鑑賞したので、あと数回は見たい。。画面だけを楽しむ回と、いつか日本語字幕でじっくりことばを堪能する回。